
長い間、旋盤による、歯切りをしたくても出来ませんでしたが65歳を前にヤット出来ました。とりあえず尺時計の各歯車と19セイコー(鉄道時計)の3番カナを製作しました。3番カナはゼンマイが切れた時に良く折れる為に重要な部品です。この部品がなくてて動かない時計が相当数あります。歯切りに使用するカッターは現在では売っていませんので歯車に合わしてフライカッターを製作しなければなりませんので大変です。それから一番重要な割出し板ですが、とりあえず友人のH氏に貰ったのを使用しましたが、まだまだ、最低でも30種の歯数割出しを製作しなければなりません。1ヶ月~2ケ月はかかるでしょう?時間をかけて精密なものを製作しないと歯車の間隔がバラバラになり役に立ちません。今回、歯切りに使用した工具はアロー280mm旋盤、ベクターミーリングアタチメント、ベクターコレットチャック
(このチャックはカッターホルダーをしっかり固定するために非常に良いものでした)、アロー製では完全に固定出来ませんでした。今回も画像を2回に分けて載せます。