
久し振りにかなり重症の掛時計を修理しました。日本製(シキシマ製)掛時計です。依頼者の方は「さとう時計店」ホームページの甦った時計たち「精工舎の約100年前の柱時計」を見られてご依頼されました。修理箇所はオーバーホール、ガラス2枚入れ(上、下)
ケース直し、数カ所補足修理&接着、塗装あり、振り子室の止め金具別作、蝶盤2個取り替え、ゼンマイ2本替、コハゼピン2個別作(かなり摩耗していました)この部品が摩耗しているとゼンマイのパワーで外れて大変な事になります。ご依頼者が修理前の写真を送ってこられましたので載せています。ご参考までに修理後の時計を比較してみてください。