ヴァセロン.コンスタチン 懐中時計シリアル#275308を修理しました。おそらく100年以上前の時計でしょう。姿勢を変えてもアンクルのバランンスが変わらないような素晴らしい形をしています。(画像参照)この時計の時計の特徴は巻き上げようの歯車(丸穴、角穴がウルフ歯形)が特徴があります。そして、香箱(一番車)が片持ち(一番受けのみで地板側は中に浮いています。それで修理が難しいのは一番受けから香箱車を取り外すことで特別な治具が必要で時計に合わして別作する必要があります。この種の時計を修理依頼する時はこの部分を完全に分解できるか聞いて出来るお店に出しようにしてください。そうしないと一番受けの香箱真の部分に油が注油出来ないので調子が出ないし摩耗しやすくなりますので注意が必要です。ケースはK14無垢製で当時は相当高価な時計だったでしょう。