チュードル TUDOR クロノタイム(CHRONOTIME) / Ref.79170 を修理しました。購入して9年、今回のオーバーホールが2回目だそうですが、1回目に修理された方はあまり上手な方でないようで針、ムーブメントなどが傷だらけでした。今回はオーバーホール、各ボタンの錆取り、センター秒針ハカマ別作。これらスイス製のクロノグラフのセンター秒針ハカマにはツバがなく針を抜くときに殆どがハカマと秒針本体が分かれて抜けます。
ですから私は段つき(ツバ)ハカマを別作しております。この作業は意外にむずかしく細くて長いキリを別作しなければなりません。ハイス材で作ります。